医療福祉生協とは

医療生協かながわ生活協同組合は、医療や福祉の事業と、健康づくりやまちづくりの運動を通じて、地域まるごと健康づくりをすすめる自治的組織です。地域住民と医療や福祉の専門家が協同し、地域に協同の『わ』をひろげます。 医療・介護福祉事業では、生協戸塚病院、戸塚診療所を始め、医科診療所、そして居宅介護支援、訪問看護を行う介護事業所を展開し、組合員数は4万人を数えるに至っています。
まちかど健康チェック
私たちの使命は、地域まるごと健康づくりをすすめることです。
私たちは、医療や福祉の事業、健康づくりやまちづくりの運動を通じて、平和や社会保障の充実を求める運動や環境への取り組みをまちぐるみで総合的に進めます。
私たちは、地域住民と医療や福祉の専門家が協同する組織です。
私たちの組織の最大の特徴は、ともに組合員として生協を担う地域住民と医療や福祉を担う専門職がそれぞれ主体者として協力しあうことにあります。その優位性を事業と運動の全ての場面で活かすことを大切にします。
私たちは 、多くの人々の参加で、地域に協同の“わ”をひろげます。
私たちは、ICA原則にある「コミュニティへの関与」をもとに、地域の中に協同の“わ”を広げることを重視し 、国際連帯の活動に取り組みます。

「医療福祉生協の2020年ビジョン」について

医療福祉生協連と全国の医療福祉生協は、2014年6月に開催する第4回通常総会において「医療福祉生協の2020年ビジョン」の確定をめざし、「医療福祉生協の2020年ビジョン(案)-協同の力で、いのち輝く社会をつくる-」についての討議を開始しました。

「2020 年ビジョン」は、医療福祉生協の組合員・役職員に向けて、2020 年における「医療福祉生協のありたい姿」を描き、その実現に向けて、力を合わせて進む基本的な道すじを示したものです。 全国の医療福祉生協が、それぞれの地域で、創造的に事業と活動を展開する上での共通の方向性を示すという位置づけです。

地域と支部について

「健康増進、医療や福祉を利用したい、より安全で平和な世の中にしたい。」そんなとりくみが地域で広がっています。しかし、ひとりではその目標を達成することはできません。みんなで力を合わせて、助け合って目標に向かうことが大切です。 医療生協ではこのように、私たちの願いを実現するために仲間をふやす活動のことを組織活動と位置付けています。
地域と支部について

支部について

医療生協かながわの定款で、支部とは、「理事会と基礎組織である班をつなぐ中間機関として医療生協運動をすすめる単位であり、地域で医療生協を代表する組織です。」と規定しています。 そんな支部の役割を「支部運営規程」で以下のように決めています。
  • 支部は総代会、理事会の方針や医療生協の動きを、できるだけ多くの組合員に伝えます。
  • 支部は組合員の創意ある自主的な活動を保障し、組合員の声と活動を理事会に反映させます。
  • 支部は医療生協を発展させ、組織を強化し、組合員活動を充実させるための活動をすすめます。
  • 支部は上記の内容を実現するため、組合員一人ひとりの参加の場である「班」を組織し、援助します。
という4つがあります。 支部の範囲は「日常生活圏から行政区程度までとし、その地域の実情にあった範囲」としました。 支部結成の基準として、「200 人以上1000 人未満の組合員と10人以上の運営委員、10班以上の班結成」を目指しています。 そして、活動に必要な財政として「支部活動援助金」、「機関紙配布援助金」を支給して組合員さんの活動を促進しています。
中田 ブロック
・中田東A ・中田東B ・中田南 ・中田西 ・中田北 ・しらゆり
泉 ブロック
・和泉 ・いずみ中 ・上飯田 ・下和泉 ・泉が丘 ・萩丸 ・富士塚
戸塚西 ブロック
・東汲沢 ・汲沢 ・北汲沢 ・深谷 ・原宿 ・ドリーム俣野
戸塚東 ブロック
・戸塚A ・戸塚B ・舞岡 ・矢部 ・東戸塚 ・東戸塚B ・柏尾吉田 ・倉田 ・のば
栄 ブロック
・栄南 ・栄北
鎌倉 ブロック
・手広 ・深沢 ・大船 ・玉縄 ・腰越 ・鎌倉
藤沢 ブロック
・藤沢中央 ・藤沢 ・藤沢東部 ・ふじさわ西部 ・藤沢北 ・ふじさわ善行 ・辻堂明治 ・片瀬鵠沼 ・長後
茅ヶ崎・寒川 ブロック
・茅ヶ崎西 ・茅ヶ崎南 ・茅ヶ崎北 ・寒川
平塚 ブロック
・平塚みなと ・平塚花水 ・平塚北部 ・平塚中央西部
おだわら ブロック
・おだわら ・おだわら川東

班について

医療生協かながわの「支部運営規程」で、班とは、組合員複数の組織の「基礎組織」と規定しています。 そんな班の登録、班の活動について、以下のように定めてあります。
まちかど健康チェック
  • 同一支部の2 世帯、3 人以上の組合員で構成し、班長を選出します。結成の際には「班結成届」を支部運営委員会を通じて生協本部組織部に提出します。
  • 班会を開催した際は「班会報告書」を支部運営委員会を通じて生協本部組織部に提出します。
  • 3人以上で班会を開催した班には、月に1 回に限り、500 円の班会援助金を支給します。
  • より活発で豊かな活動をすすめるため、班は以下のことを指標として取り組みます。
    • 年に3回以上の班会を開催していること。
    • 機関紙の配布がされていること。
    • 全国4 課題に取り組んでいること。
このようにして班を位置づけ、組合員さんの活発な活動が保障されるようにしています。